おわり

長いようで短い試験期間が終わった。

 

 

3日で40時間以上の순공시간を埋めてもなお、まだできる、まだできる…という思いから夜も寝付けず、朝も何度も目が覚め。日中14時間の勉強中、眠くなることも1度もなかった。

 

強迫観念。誰よりも誰よりも勉強して、韓国学生の5倍は勉強して、ようやくA+が取れる。成績にここまで固執するようになったのはいつからだろう。

 

国学生と同じ基準で選抜される奨学金。貰ってはいるけれど、貰えなかったものも、希望の金額には届かなかったものもある。私の横で、お酒を飲みながら志望書を書いていた友だちが、4時間かけて志望書を書いた私よりも多い奨学金を貰ったのも見たことがある。

 

頭のいい韓国の学生と同じ場所にいたい。ここにいるからには、そして、私を外国人ではなく一人の友だちとして見てくれる友だちに囲まれているからには、私も同じ線に立っていなければならない。

この思いは、この大学に、大好きな友だちが増えるたびに強くなっていったものなのかもしれない。外国人だから気を使ってくれているわけではないというのが分かるからこそ、もっとみんなと一緒にいたいと思う。

 

誰かと一緒にいたいと思ったとき、私は頑張れるのかもしれない。

外的なモチベーションに頼ることが嫌いだし、そんなものを求めていたらいつまでたっても成長も発展もできない。

ずっとそう思ってきたけれど、実は私も、一緒にいたい人たちの存在によって頑張る理由を探しているのかもしれない。

 

身体が壊れてでもやるしかないというほどの強迫観念と完璧主義は、良いものではないだろう。頑張るって言葉も嫌いだ。頑張っていると思っている時点でレベルの差が見えている。でも今はまだ頑張ることでしかみんなに追いつけない。

 

大学の友だちの存在。大切な人たちがまた増えた。

大切な人たちの大切な人になりたい。

上を向いていこう。!