日常記録 日韓未談&日韓青年パートナーシップ 会議

試験後、ある日の記録。

日韓未来会談 顔合わせ

日韓未談とは

日韓未談(この日急遽決まった略称)は昨年に引き続き2度目の開催となる日韓ネットワークパーティーです。

延世大学出身の教授が作られたこの日韓未談を、延世大日韓学会と日韓青年パートナーシップが主管団体となって企画・運営していきます。

 

初めて教授にお会いしたのは、開講して間もない3月末。新村のカフェでコーヒーとケーキを食べながらお話を聞き、とてつもないわくわくが自分の中を駆け巡っていくような気がしました。日韓青年パートナーシップに出会った時や、大学の授業を聞きながら何かと何かが繋がった時にも感じるもの。

 

これってまさに私がやりたいことだ!

 

という、運命の人に出会ったような感覚。(むしろ運命の人に出会った感覚の方が分からない)

 

これに関しては長くなりそうなので今後笑

 

顔合わせ

ということで、その時から、教授、延世大韓日学会の会長、日韓青年パートナーシップ代表の私の3人で少しずつ話を進めつつ、終講したらすぐに顔合わせをすることに。

 

教授と両団体4名ずつの計9名が、延世大学の校内で、この日、ついに初めての会議を行いました。

この日のコーヒーは教授の奢り☕9人全員が違うメニューを頼むという何とも不思議な現象が。(韓国では9人いてもアイスアメリカーノ9杯なんてこともザラなのでなおさら不思議)最後の方は「ここまで来たら全員違うもの注文チャレンジだ」という謎のヌンチゲームでした…笑

 

注文した飲み物を待ちながら、まずはぎこちない雰囲気の中お互い簡単な(本当に簡単な)自己紹介を。そして、私たちがイメージを掴めるように、教授がこの行事を作ることになったきっかけや経緯をお話ししてくださいました。

最後に、事前に調査してきたものを共有したり今後の大きな流れや計画を確認し、約2時間の会議終了。

 

 

会議が終わった後は、懇親会も兼ねて会食🍽️

美味しいお肉を食べながら、会議の時にできなかった自己紹介をもう一度初めから。名前や学科、年齢などをこの時初めて確認しました🤣

 

毎回思うこと。MBTI当てゲームは初対面ではハードルが高い!

私は4つの項目のうち3つは80%以上完全固定なのですが、そんな私でも初対面では当てられたことがありません。でもよく考えたら、会議しかしていないのでよっぽどのことがない限り分からないよね🤔

 

実はここ、볶음밥(炒めご飯)が美味しいと聞いて過去に2回来たことがあるのですが、2回とも炒めご飯までたどり着けず。

この日は念願!炒めご飯にチーズ追加🤤💗

お肉も炒めご飯も美味しくて、お腹いっぱい幸せ充電できました🫶🏻

 

ここで、8月末、次の会議で会おうね~と挨拶をして、韓日学会のみんなとは解散!これから一緒に素敵なものを作り上げていけると思うととても楽しみ!とっても素敵なメンバーとの初対面でした✨

 

パートナシップミニ会議?

パートナーシップメンバーのうち1人が、次の予定まで時間が空いていてカフェで時間を潰すというので、約束があった1人を見送った後、3人でカフェに。

 

それぞれ資格のお勉強なり作業なりをする予定だった(?)のですが、近況報告をしているうちに、人生観にまで話が拡張!(NF×3)

 

実は今学期から参加してくれているひとりとは私的な話をしたことがあまりなかったのですが、話している中で共感する部分も多かったし尊敬する部分も沢山!もちろん一緒に活動しながら誠実で責任感があるというのは感じていたのですが、そこに対する考えや前向きな姿勢が素敵…!と、改めて魅力的な子だと感じたというか。一緒に活動出来てとても幸せだな、と改めて思った。

 

そして今回は会議を全て韓国語で進行しているので韓国人メンバーの日本語を聞く機会があまりないのですが、たまに突如出てくる日本語が上手すぎてびっくり!言語を学習したことがある人たち同士では、お互いここまで上達するのにどれだけの努力があったのかという認識を共有できるのも嬉しい。

3時間1秒も休まずぶっ通しでトーキングし、「早く一緒にお酒飲もうな」という結論を出してばいばいしました。

 

色々と大変なことがあったけど、ふたりと話しながら、一緒に頑張ろう!って思えた!本当に人に恵まれていることを感じる。ありがたい…

 

日韓関係

3月に教授にお会いした時もこの日も、一番心に残って、かつ一番共感したのがこの言葉。

 

少数だけど積極的である否定的な声が、多数だけど消極的である肯定的な声を隠している。だから私たちは、”消極的だけど多数の肯定的な声”を広げていくべきだし、若い世代がそこに積極的に参加するようになればいつかは政治にもこの声が届くはず。

 

日韓の現状の核心をついていると思いませんか?

 

日本には韓国人が、韓国には日本人が、私たちが思っている以上にたくさん住んでいる。でも、彼らは彼らだけのコミュニティーを作って、その中だけで活動して、そのまま帰っていく人も多い。それってもったいなくない?まずは、”消極的だけど多数の肯定的な声”に一番近い人たちの輪を広げていくべき。

 

教授が描く日韓交流の形が、私が漠然と描いてきた大きな”夢”の具体例なんだと強く感じています。

 

私自身、「政治と世論とメディアに揺るがない日韓民間交流」を確立させるとことが人生の夢であり目標です。そのための手段として、文化的な交流ではない知識交流が必要だというのが私の意見。

でも、そのために私に出来ることは何か?というのは模索中で、今の段階では”私がもっと知ること、広い視野で日韓の在り方を考えるためにまずは私の知識と教養を広げること”が現実的な優先事項だという考えです。知らなかったら問題の認識も、解決策の提示もできないからね。

 

一方で、小さくてもいいから実際に日韓交流に携わりたいという思いも強く、現実可能な交流の方法って何があるんだろう?という悩みも尽きません。”本当の意味での日韓交流のための準備”と”日韓交流の実践の場”の狭間で沢山の葛藤を経験したりもしました。

 

そんな中で、教授とお話しながら、”消極的だけど多数の肯定的な声”の拡散が、「政治と世論とメディアに揺るがない日韓民間交流」に繋がると確信を持ちました。そしてこの日一緒に参加したパートナーシップメンバーと、韓日学会のみんなの頼もしい姿をみて、この活動をみんなで大きくしていきたい、大きくする!と決心しました。一緒にいいものを作っていく未来が見えたというか。

 

自分ひとりの力は決して大きいものではないけれど、0じゃない限り、何らかの力にはなれる。1以上のアウトプットが作り出せれば、私の小さな力でも確実に世界を動かしていける。だから、目の前にある大きな機会を最大限に生かして、みんなで世界を変えていきたい!という思いを改めて確認できた日でした。

 

これからも楽しみ!